BNN - 大物への第三歩 @Hokutoシャード その4



Guardianを倒し、先に進むAmosと冒険者達。
そこで彼らを待ち受けていたのは…。



Amos:な!?

そこには既にAlainaの姿があった。
そして傍には見たこともない生物の死体が横たわっている。


Alaina:あら、皆さんお揃いで。

Alaina:ちょ〜っとだけ遅かったわね。

Amos:お前……どっから入ったんだ。

冒険者:そうだそうだ!。
冒険者:まったくだよ…。

Alaina:ふっふっふ。

Alaina:とにかく、今回は私の勝ちってことでいいわね!

Alainaに獲物を掻っ攫われる結果になり、Amosは不機嫌極まりない様子。


Amos:だいたい、なんだって俺に絡んでくる。

Alaina:ん〜、なんていうか

Alaina:まあ、そんなところよ。

思うのだが、先に獲物釣り上げちゃったら育成になってないんじゃなかろうか。


Amos:俺はお前に弟子入りした覚えはないが…。
冒険者:弟子入りしたのか?
冒険者:いつのまに…。
Amos:してねえよ! するもんか!

Alaina:あら、誰でもなれるってわけじゃないのよ?。

Amosの持つ素質とはなんだろうか。とりあえず逃げ足はありそうだが…。


Amos:一人で大物を仕留められるようにはなりたいな。
Alaina:ふっふっふ。そうでしょう、そうでしょう。

Amos:まあ、そこはあえて詳しくは説明しないが…。


Amos:とにかく迷惑だから、もう俺に絡むんじゃねえよ。

そんなAmosの抗議にもどこ吹く風のAlaina。

Alaina:まずは師匠の一勝ってことで。
     あ、それと、このGiant Squidだけど、
     残念なんだけど食べられないのよ。

Alaina:それじゃ、また面白い情報が入ったら教えるわね!




Amos:コケにされただけじゃねえか!!
    なんなんだあの女…。

結局Alainaは、Amosと冒険者達を振り回すだけ振り回して帰って行った。

冒険者:アモスなんか釣ってみる?
Amos:まあ、多分もうなんも釣れんだろ。
冒険者:引きがいいからやるだけやっとけ。
Amos:一応やってみるか。

何もしないで帰るのもなんなので挑戦してみることに。


しかし釣れたのはごく普通のクラーケン一匹。



Amos:やっぱ、あの女が仕留めたのが目的の獲物だったんだな。
冒険者:クラーケンの方がサイズでかいんじゃ…?
Amos:サイズの問題じゃない! と、思う。
冒険者:色か?
冒険者:希少価値?
Amos:うーん、やっぱ誰も仕留めてないようなヤツがいいよな。
冒険者:俺はこんなのすごいの釣ったぜー的な意味でやってやれ!
Amos:そうだな。大物釣ってあいつを見返してやりたいとは思う。

Amos:まあ、とにかくここには用はなくなったし、
    なんだか不気味なところだから

ということで、ブリテインに戻ることにした一行。




Amos:なんか、コケにされるだけで

冒険者:次がんばろー!
冒険者:諦めなければいつか大物が釣れるさ。
Amos:やっぱあの女みたいに力がいるってことなんだろうな。


Amos:よし!

Amos:それじゃ、次こそ、あの女を見返して見せるから
     期待しててくれ!



Amos:それじゃ、また近いうちに会おう!





BNN - 大物への第三歩   了






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