The Vigilante of Silver Serpent - Vol. 02



銀蛇自警団が発足された後、マラスのLunaには伝令役が配属された。


集会予定日の2011年9月15日、
Phantom団長が何か情報を掴んだらしいということを伝えられる。


集合場所は、トランメル・Serpent's Hold の Counselor's Guild。
前回見た顔もいれば、新顔もいるようだ。

予定時間の午後10時頃、Phantom団長が姿を現す。


Phantom:
先月の諸君の演習参加およびレポートに感謝する。
いずれも素晴らしいレポートで、私は君たちのことを心から誇りに思う。
実は団員の中には私と共にここ、サーパンツにとどまり
匿名で追跡調査を申し出てくれる者もあった。
非常に感謝している。
団員 :
とどまった!?
Phantom:
うむ。
そこの宿屋に宿泊していたのだ。
団員 :
自腹か!?
Phantom:
うむ。
自腹だ…。
団員 :
経費じゃないんだ。

銀蛇自警団はいわばPhantom氏の私兵部隊であり、公的な活動ではない。
活動費用に関しては全てPhantom氏自身のサイフから出すしかないのである。


一呼吸置き、Phantom団長から諸注意と今回の任務の内容が伝えられる。


Phantom:
早速だが、私は諸君のレポートに基づき、いくつかの仮説を立てた。
本日の諸君のミッションは、この仮説の裏付けを取った上で
背後関係について調べることだ。

改めて言わなくても分かっていると思うが、正解はひとつではない。
自由な発想と手順で調査を進めてもらいたい。

あと、今回の調査は移動が多くなると推察されるので
何らかの移動手段があることが望ましい。

基本は諸君一人ひとりの自主的な行動だが
必要な場合はチャットでの情報交換やゲートトラベルでの移動など
皆で協力しあって進めてもらいたい。

今回のレポートの締め切りは月曜日だ。

現場が混雑している場合は無理に今日証人たちと接触しなくてもいい。
今日は下見だけして場所や状況だけ把握しておいてもいいだろう。


Phantom:
サーペンツ・ホールドの特徴は何と言っても
ロストランドへと続くFire Caveだろう。

これはまだ仮説にしか過ぎないが、
ロストランドに何かあるとすれば
いくつかあるロストランドへの通路のうち
もっとも危険でもっとも人目につかないのが
ここ、サーペンツ・ホールドにあるFire Caveであることは明白だ。

そこで我々はあのロストランドへ続くFire Caveの中で
一体何が行われているのかを調査の必要があると思われる。

何が行われ、そしてなぜFire Caveでなくてはならないのかを
諸君の洞察力を生かして調査して来てもらいたい。

もちろん新事実だけでなく、
前回諸君が立てた仮説を裏付ける証拠が得られたなら
あわせて報告してもらいたい。

いいか? Fire Caveの内部調査だ。


Phantom:
“Jogugund”と呼ばれたオーク・ブルートについて調べて来てもらいたい。

団員 :
ロストランドは調査しなくていいんですね。
Phantom:
ロストランドについては後ほど説明する。

彼は自らもオーク・ブルートでありながら
仲間をここ、サーペンツに誘導し
謎の人物に売り渡そうとしたと見られている。

彼が何者でなぜ彼がそのような行為に走ったのかを
調査して報告してもらいたいのだ。
彼の背後に何者がいるのかも、
彼のことを調べれば何かわかるかも知れない。

いいか? 彼の名は“Jogugund”だ。
団員 :
じょぐんど?
団員 :
じょぐ君。
団員 :
ジョグコン
団員 :
どれだよw
団員 :
あう…。

オーク独特の語感ゆえか、団員たちにはなかなか覚えてもらえない様だ。

Phantom:
ここまでで質問は?

特に無いようで、場が静寂に包まれる。
Phantom団長は「よろしい。」と納得し、説明を続ける。

Phantom:
そこで今回調査を開始するにあたり
ロストランド側で有力な情報を持つと見られる人物を探しておいた。

彼はFire Caveを抜けたすぐ先の砂浜で毎日釣りをしているらしいので
何者かの出入りがあれば必ず見ているだろう。
名は“Conway”という。
そっと近付いて名前を呼んでみてくれ。

実は運悪く私が話しかけた時に魚が逃げてしまってね。
その時は怒らせてしまって調査にならなかったのだ。*肩をすくめる*
諸君が訪ねたときに魚がかかっていないと良いのだが…。

ああそうそう。
最後にもうひとつ諸君に大事なことを教えておこう。
Conwayの好物はパイだそうだ。
そこのパン屋が作るパイはなかなかうまいぞ。

困ったことがあったらパイを差し入れて助けを求めるといい。
団員 :
つまり自腹でワイロを用意しろと…。
団員 :
経費削減か。
団員 :
世知辛いな。
Phantom:
そこはみんなで同じ釜の飯を食う仲ということで
なんとか自腹でがんばってもらいたい…。
この中で一番景気のいい者が代表して買うといいだろう。
*wink*

いいか、困った時のパイだ。

団員たちは自分の懐事情を話しあったり、各自でとったメモを見返したり。
Phantom団長は、動き始めた団員を送り出す。

Phantom:
では諸君のレポートを待っているぞ!
締め切りは月曜日だ。



他の団員もパイを後回しにしたり、
自分で買ったり他の団員に買ってもらったりして、
Fire CaveやConwayのところへと向かって行く。


果たしてJogugundの目的とは…。








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